教育方法

【自己肯定感】他の子と比べない教育

たいていの人は子供の頃に、「○○ちゃんはよくできるのに、あなたはね~」というようなことを言われて、嫌な思いをしたことがあるのではないでしょうか?

子供の時に嫌な思いをしたのに、大人になるとなぜ子供に言ってしまうのでしょうか。

他の子と比べないことは大事です。最近は、自己肯定感の低い子達が増えています。

見えないカースト制

道徳の授業では、みんな平等で「みんな違ってみんな良い」と学びました。

しかし、学校や会社では「○○さんに負けないように頑張りましょう。」と言うのが美徳になっています。それに対してみんな、「はい。頑張ります。」と言います。果たして本心でしょうか?

英会話スクールでもカーストはありました。子供たちの間ではなく、親の間にです。

最近は英検を受ける風潮が高まってきているので、英検Jr.、英検の級を子供が何級持っているかで保護者達がバチバチしていました。

表面上は仲良くなっているようで、「あの子はうちの子と同じ時期に英語を始めたのに、もう○級持っている。うちの子も受けさせなきゃ…!」といった感じです。

親が子供に「あの子はできる、あなたはできない。」というようなことを言う必要は無いです。自己肯定が低くなってしまいます。

それに、子供は親にそんなこと言われなくても自分と他人を比較するようになります。「他の子と比べて僕は…」と落ち込んでしまう時が来たら、フォローできる言葉を用意しておいた方がいいですね。

他人と比較されるのは不快でしかない

例えば、専業主婦の方が旦那様に「友達の家の嫁さんは、共働きなのに子育ても家事もこなしてすごいなあ~。」なんて言われたら、「どうせ私は…。」と思ってしまいますよね。

他人と比較されるのは不快です。

しかし、子供にはつい「○○ちゃんは学校から帰ったらすぐ宿題をやっているんだよ。」というようなことを言ってしまいます。

やらせたいなら「やりなさい。」と言った方がまだマシです。そうしたら子供は「やだー!」と言うことができますからね。

しかし、「○○ちゃんはああなのに、あなたは~。」と言われると、反発しにくい。しかも「そうか、僕も頑張ろう。」となるのは稀で、「そうか、僕はダメな子なのか。」となる場合の方が多いのです。

劣等感 嫉妬の原因に

なぜ他の子と比べるのがいけないかと言うと、劣等感や嫉妬の原因になるからです。ママ友でいつも他人と比較している人のお子さんほど、嫉妬深くありませんか?

誰でも他人と比較して動機づけするのは手っ取り早いんですね。

いつも自分と他人を比較して、自分を奮い立たせるのはエナジードリンクのようなもので、即効性と効果があるからです。

しかし、それを自分に強いている人たちは、気軽に他人にも強いてしまいます。「なんであなたはできないの?」という風に。

自分だけに強いるのならいいですが、他人に強いるのはやめましょう。

子供なら「わたし、○○ちゃんじゃないもん。」と言いたいところでしょう。

もし親が子育てで他人の子と比べないことを実行すると、子供の伸びやかさが全然違います。

どんな人でも平等

「女性が社会に出て仕事をすることについてどう思いますか?」という質問について、TVのコメンテーターたちが討論しています。

この質問には男女平等についてのニュアンスが含まれていますね。

そもそも、職業と男女平等は無関係です。それでは、仕事をしているから偉い、という馬鹿な言い訳を認めることになります。

仕事をしていても、していなくても、勉強が得意でも、不得意でも、人間は皆平等です。

まとめ

私は英会話スクールで勤務をしていましたが、自己肯定感が低い子が最近増えたように感じました。保育士や教員の友人・知人も同じようなことを言っています。

誰でも他人の人生を生きることはできないです。それがかけがえのないことですよね。

子供の個性を大事にして、その子の人生を送れるようにしてあげましょう。