受験で英語の検定試験結果を使用するようになるので、英検を小さい頃から取っておこうという風潮が高まっています。

英検Jr.(ジュニア)も英検も日本英語検定協会が開催している英語の能力を測る試験です。
それぞれの違いについてご紹介しつつ、勉強方法とどのレベルをどのくらいの年齢で取れていた方がいいか、というところをご案内します。
Contents
英検Jr.とは 児童向けのリスニングテスト
ゲーム感覚で楽しめるリスニングテストで、児童向けに開発されました。
筆記問題や面接は無く、リスニング問題を聞いて、内容に合う絵に○をつけるだけ。
子供は年齢によって得意なこと、不得意なことがあり、年齢が小さければ小さいほど「聞く」能力が高いです。
それを条件学習能力と言います。条件学習能力とは、子供が習慣から母国語を覚える力です。赤ちゃんのとき、お父さんやお母さんの言葉を聞いて母国語を覚えますよね。
なので英検Jr.は「聞く」能力だけ使います。(一部アルファベットや単語の問題はあります。)
受験できる場所は塾や英会話スクールか、PCやタブレットがあれば家でできます。
塾や英会話スクールはペーパーテスト、家のPCやタブレットでやる場合はオンライン受験です。
塾や英会話スクールに行っている子は、英検Jr.を受ける子が多いと思います。
しかし、個人的には自宅でオンラインでやればいいと思います。
塾や英会話スクールでやる場合は集団受験ですので、日程・時間が決まっていますが、個人でオンラインで受けるなら好きな日程・時間に受験できます。
英検Jr.は、合格・不合格は無いため、小さな子でもショックを受けたり自信を無くすことなく、自分の英語力がどれくらいか知ることができます。
スコアシートは正答率が表示され、どのパートがどのくらい合っているか表示されるため、アルファベットが弱い、とか、長い文章が苦手、等わかりやすくなっています。
合格・不合格はありませんが、一応80%以上の正答率で次のグレードを受けてもいい、つまり実質合格、ということになっています。
英検Jr.には3つのグレードがあり、下から順に、ブロンズ、シルバー、ゴールドです。
ブロンズは30分、シルバーは35分、ゴールドは45分、とあまり長くないので小学生でも飽きずに受けれます。
英検Jr.の対策方法 自宅で簡単にできる
テストを受ける前は必ず対策をしましょう。
よくわからず受けて、難しいと感じたら英語を嫌いになってしまうかもしれません。
きちんと対策をして、ブロンズ、シルバー、ゴールドの順番に受けてみるのをおススメします。飛び級はあまりよくありません。
↑こちらに英検協会が出しているラーニング+テストのフルパックがあります。
ラーニングは家のPCで英検Jr.の対策をできる教材です。
ゲーム感覚でリスニング力や単語力が上がるのでかなり良いです。フルパックで申し込みをすれば英検Jr.対策とテストが一緒に申し込めるので楽ちんです。
しかも、本屋で教材を買ったり塾で対策講座を受けるより断然お安いです。テストを作っている英検協会が出している対策なので、安心して受けてください。
無料お試しもできるのでどうぞ。サンプルも見れます。
次に、英検Jr.をどの学年でどのレベルまで持っておいた方がいいかご案内しますね。
*各レベル80%以上のスコアを獲得することです。
英検Jr. 各級を取得しておいた方がいい学年の目安
英会話スクールを長年勤務していた経験から、主観で語ります。
ブロンズ | 小学1年~2年 |
---|---|
シルバー | 小学2~3年 |
ゴールド | 小学3~4年 |
ズバリこうです。
一番良いのは、小1でブロンズ、小2でシルバー、小3でゴールドを獲得することです。
ゴールドは中々難しいので、1回で80%以上いかない子もいます。英語が苦手な大人でも解けないレベルです。
お子さんがもし将来大学受験を考えているなら、この年齢には取得しておきたいですね。
年齢が小さいうちは聞く力が強いので、この時期に押さえておきたいです。
それでは、次に英検についてご案内します。
英検とは 英検Jr.とは違い「資格試験」
英検は英検Jr.とは違い、学生から社会人まで幅広い層が受験する資格試験です。
英検Jr.とは違い、通っている塾や英会話スクールで受けたり、オンラインで自宅で受けることはできません。
申し込み方法は書店やインターネットで行い、受験地はお近くの大学等です。中・高で団体受験をする場合は学校で受けれます。
1年に3回しか行われません。日程をHPで確認しましょう。
グレードは下から順に5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級です。
わかりやすいように、下の表にまとめました。
5級 | リスニング+リーディング(+スピーキングチェック) |
---|---|
4級 | リスニング+リーディング(+スピーキングチェック) |
3級 | リスニング+リーディング+英作文+面接 |
準2級 | リスニング+リーディング+英作文+面接 |
2級 | リスニング+リーディング+英作文+面接 |
準1級 | リスニング+リーディング+英作文+面接 |
1級 | リスニング+リーディング+英作文+面接 |
*リスニングとリーディングはマークシートです。
5級、4級のスピーキングチェックは、試験会場でやるものではなく、後日家のPCやスマホで受ける録音方式のテストです。
5級と4級はリスニングとリーディングの試験のみで資格を認定するので、正直マストではないのですが、ベターですね。
3級以上の級は一次試験と二次試験に分かれ、一次ではリスニング、リーディング、英作文の試験、二次では英語の面接試験があります。
一次試験と二次試験、両方とも合格の場合、資格が認定されます。試験結果はインターネットでも見れますし、郵送でも届きます。
英検の対策方法 オンラインでマンツーマンでやるのが効率良い
書店でお子さんがわかりやすいと思う参考書を買い、文法を理解し、単語を覚え、英検の公式サイトで過去問を解けばいいのですが、それを一人でやるのは子供にとっては中々大変です。
最近は小学生で英検5、4級を受ける子が増えていますが、年齢的にも試験勉強を一人で机に向かってするのは難しいですよね。
なのでオンラインで先生と一緒にマンツーマンで英検対策を受けることをおすすめします。
英検対策ならGROBAL CROWNがおすすめです。
GROBAL CROWNなら、英検5級~準2級までの対策レッスンがオンラインで、マンツーマンでできます。
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新学習指導要領/CEFR準拠のカリキュラムに合わせたワード・フレーズを使っているので学校の授業の対策にもなり、英検の対策にもなります。
ネイティブ同様の発音スキルを持ち、日本語でのフォローができるバイリンガル講師がマンツーマンでレッスンを行うので、英語が初めてのお子さまでも安心ですし、学校や塾でわからないことがあれば気軽に先生へ質問できるのも魅力です。
専用のアプリで操作も簡単なので、保護者様もお子さんも使いやすいアプリです。
私がなぜGROBAL CROWNがおすすめかと言うと、旺文社の「総合対策教本」を使っているからなんですよねえ…。
うちの英会話スクールでも使用していた教材なのですが、英検対策と言えば旺文社の総合対策教本。
これを使って英検対策コースを行っていましたし、部活や塾で英検対策コースを受けれない子達にも、「これを買って解いておいて!」と旺文社の総合対策教本を勧めていました。
旺文社の教本を使ってマンツーマンで英検対策を受けたら英検は絶対受かります。(よっぽどのことが無い限り)
英会話スクールでマンツーマンで英検対策をしたらとんでもない金額になってしまいますが、オンラインならリーズナブルな金額でマンツーマンで受けられます。
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ここで保護者様が行動するのとしないのでは、お子さんの大学受験にも関わってきます。
英検5級~準2級を受験する予定のお子さんの保護者様は是非行動してあげて下さい。
最後に、英検の各級を取得しておいた方がいい学年を載せておきます。こちらも私の経験に基づく主観です。
英検 各級を取得しておいた方がいい学年の目安
5級 | 小4~小5 |
---|---|
4級 | 小5~小6 |
3級 | 小6~中2 |
準2級 | 中2~高1 |
2級 | 高1~高2 |
準1級 | 高2~高3 |
ズバリこうです。
小学校高学年で文法学習が始まるので、一番良いのは小学校卒業までに4級まで持っていることです。最近は小6で4級~3級持っている子がチラホラいます。
多少前後してもいいと思いますが、この表に合わせて英検を取得していけば将来行きたい大学に行けない、ということはないでしょう。(他の教科もちゃんと勉強していれば)
受験勉強すれば大学に行ける時代は終わったので、英検を受けて「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を証明できるようにしておきましょう。
「まだ小学生だから英検なんてまだ早いよね…」なんてことはないです。
小1で英検Jr.を取得している子はたくさんいますし、小4で英検3級を取得している子もいます。
英語教育の転換期である今、手遅れにならないようしっかり対策をしておきましょう。
・英検Jr.は児童用のリスニング力を測るテスト。
・英検Jr.を受ける前は対策をしよう。英検Jr.フルパックがおススメ。対策とテストが一遍にできる。
・英検は学生から社会人まで幅広い層が受ける資格試験。5,4級はマークシートのみ。3級以上は英作文と英語の面接がある。
・英検対策はオンラインでマンツーマンで先生に見てもらうのがおすすめ。GLOBAL CROWNで英検5級~準2級までの英検対策ができる。英検を受ける予定の子は無料体験レッスンを受けてみて欲しい。