教育動向

【ぶっちゃけ】小学校の先生の英語力ってどのくらい?

小学生ママ
小学生ママ
小学校の英語教育が高度になっていくのはわかったけど、小学校の先生って英語喋れるの?
【いよいよ2020年から】小学校の英語教育、結局どう変わるの?小学校の英語教育が変わるというニュースや新聞を度々目にすることが増えてきました。 実は、2020年から小学校は新しい学習指導要領に...

正直言うと、小学校の先生は英語ほとんど話せない人が多いです。

実は、私の母親も小学校の教員なのですが、英語は話せません。

飛行機で飲み物を頼む時、「Cold tea, please?」と言ってCAさんに何回も聞き直されていたレベルです。(正解は Iced tea)

ですが、以前は担任の先生が英語の授業をしていたので、バリバリ子供たちに英語を教えていました。

学習指導案があるので、テンプレートの指示語を使い、簡単な英語なら教えることができます。

しかし、文科省も日本の教員の英語力の無さに危機感を覚えたのでしょう。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えた新たな英語教育展開のため、教員側の体制強化を始めています。

学級担任の英語力向上

文科省の調査によれば、小学校教師のうち、中・高等学校の英語免許状を持っている割合は5.9%です。結構少ないですよね。

採用されたときはそこまで英語力は求められなかったので、英語力が低くて当然です。

しかしこのままでは新しい学習指導要領についていけないので、各教育委員会が策定する「英語教育改善プラン」に基づく研修を受けています。

ネイティブスピーカーによるオールイングリッシュの英語研修等を受け、子供たちに英語を教えるに相応しい人材になるべく先生達も頑張っているようです。

さらに、外部検定試験を積極的に受験するという背景もあります。英検等の資格試験を子供たちに推奨していくわけですから、まず先生が持っていないと、ですね。

ちなみに、これからは小学校の先生になる採用試験でも外部試験の資格は有利になりますので、先生達にとっても英検やTOEIC等の資格はほぼ必須になる時代になりました。

専科教員の積極的活用

今までは学級担任が主に英語の授業を担当していましたが、一定の英語力を有した「専科指導」の教員の配置が増えています。一定の英語力とは、

  1. 中学校または高等学校の英語の免許状を有する者
  2. CEFR B2(英検準1級)相当以上の英語力を有する者
  3. 2年以上の英語を使用した海外留学・勤務経験のある者 等

です。学級担任も研修を受け英語力を磨いていますが、やはり英語に特化した専門の先生も必要ですよね。

小学生ママ
小学生ママ
うちの子も、英語の授業は英語専門の先生が来てくれているって言ってた!あとALTも毎回じゃないけど来ているって。
ニコ
ニコ
専科指導ができる人材の採用も増えています。学級担任の負担も減りますし、いいと思います。

もちろん、学級担任だけでなく専科教員も英語指導力向上の研修を受けています。

ALTの配置拡大、地域人材等の活用促進

ALTとは外国人指導助手のことです。

文科省の調査によると、ALT等の活用人数は毎年増えていて、2013年~2018年の5年間で約5300人増えています。

やはり、グローバルなコミュニケーション能力を身に着けるには、ネイティブスピーカーとの授業は必須です。

また、子供たちにとっても日本語を母国語としない人達と触れ合うのは新鮮で楽しいようですね。

さらに、英語が堪能な地域の人材も積極的採用しています。

これは地域によるのですが、私が住んでいる地域では、教育委員会が英語が堪能な地域人材を小学校に派遣する事業を展開しています。

資格要件は、2年間以上の海外生活経験者や英検準1級相当以上の英語力がある市民です。

時給で1500円と割と高額。しかし英語力がある人材が教員免許が無くても子供たちに英語を教える機会があるということは、とても良いことだと思います。

・学級担任だけでなく、英語の専科指導の先生を配置することで、より質の高い英語教育を行うことができる。

・学級担任や専科教員は英語指導力を向上させる研修を受けている。

・ALTや英語ができる地域人材の採用が増えている。