教育方法

【先生が教える】子供を叱る言葉のコツ

子供を叱っても全然反省していない。むしろニコニコしている…

ということ、ありませんか?

幼稚園ママ
幼稚園ママ
ちょっと~!またこんなに散らかして~!片付けろって言ってるでしょ!
幼稚園息子
幼稚園息子
は-い!(ダッシュでどっか行く)
幼稚園ママ
幼稚園ママ
おい~!

よくある光景ですよね。子供に英語を教える経験をしていたので、子供の叱り方の研修を受け実践してきました。

上の例の場合、どうしたら子供が片付けてくれるのでしょうか?叱るときの言葉の選び方について書きました。

レッスン中の子供への叱り方

英会話スクールあるあるですが、レッスンをしている最中、レッスンと関係ないお喋りを始める子が絶対います。そしてそれはすぐに伝染しみんな集中が切れるので、何としてでも阻止しなくてはなりません。

「みんな!授業に関係ないお喋りはダメ!」なんて言っても効果はないです。5分くらいしたらまた喋り始めます。

なんで言うことを聞いてくれないのか。

それは、なんでダメなのかよくわかっていないからです。

子供に「~しちゃダメ!」と言うのは簡単で、多用しがちです。

でも効果は薄いし、何度も何度も言うことでこちらも色々なものを禁止にしすぎてバツが悪いですよね。

そこで先生達が使っている方法がコチラ、「なんでダメなのか子供に言わせる」です。

ニコ
ニコ
ちょっと待って。授業中、関係ないお喋りしていいですか?
幼稚園息子
幼稚園息子
ダメです!
ニコ
ニコ
なんでダメですか?
幼稚園息子
幼稚園息子
うーん…うるさいから?
ニコ
ニコ
なんでうるさいとダメなの?
幼稚園息子
幼稚園息子
みんなが…集中できないから。
ニコ
ニコ
そうだよね。

こんな感じです。少し声のトーンを落として言うのもポイントです。

理由が子供の口から出てこないときは、言葉で誘導してあげるのも手です。

「なんでダメですか?」→「うーん…?」→「ここは何をしに来る場所ですか?」→「英語を勉強しにくる所?」→「そうだね。英語を勉強するのに、さっきのお喋りは必要だったかな?」→「いらないです。」

こんな感じでも効果はあります。なるべく5W1Hで質問してあげた方がいいのですが、難しい場合はYes/Noで答えられる質問でもいいです。

*5W1H…Why(なぜ), What(何), Where(どこ), When(いつ), Who(誰),How(どうやって)

子供が自分から言うことで、なぜ叱られたのかしっかり理解します。

それに、言ったからにはもう同じ過ちはしてはいけないという意識が生まれます。

レッスンでこのように叱った後は、お喋りした子を当てて「Very good!」「Great!」などと、うんと褒めてあげます。

そうすると物凄く嬉しそうな顔をして、英語に集中し始めるのです。

子供への叱り方 怒り方がひどい場合

家庭によって叱り方はそれぞれだと思いますが、中には、人前で平気で子供を引っ叩いたり、「お前は~だからだめなんだ!」など、激しい口調で怒鳴る人もいます。

私はいち英会話スクールの講師だったので、家庭の子育てには口出し出来ませんでしたが、そのような方たちのお子さんは、叩かれても不自然に笑う傾向がありました。

これは自己防衛の一種で、子供は大きなショックを受けるとこれ以上傷つかないように心を守ることがあります。

可哀想で泣きたい自分を抑えるために笑うのだそうです。この兆候が見えたら注意です。内心では大きく傷ついています。

子供に対して普段言っている言葉は、その子が大人になったらそのまま周りに言うようになる言葉です。

私は、ちゃんとした言葉遣いができることは英語を話せるよりもずっと大事なことだと思っています。

例えば、「立つな!」ではなく、「座ってね。」です。

子供にあまり攻撃的な言葉を与えず、禁止するだけでなくどうしたらいいかを導きましょう。

子供にイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、言葉の使い方は大事です。

「だからお前はだめなんだ。」「あの子はもっとできるのにお前は。」等の言葉は子供にとってトラウマ級の人格否定になります。叱り方ひとつによって自己肯定感が低くなります。

親だったら、その子自身の存在を愛してあげましょう。

まとめ

怒ると叱るでは意味が違います。

子供を叱るとき、怒りという感情が出てきたら冷静になりましょう。

子供に親の言うことを言い聞かすのではなく、時には子供の言い分を聞いて何が正解か導いてあげなければなりません。

私のやり方が必ずしも効果的ではないかもしれませんが、参考にして頂けたら幸いです。

・「~しちゃダメ!」ではなく、なんでダメなのかその理由を子供に聞いて言わせる。

・なるべく5W1Hで聞く。出てこない場合はYes/Noで答えられる質問で聞いてあげる。

・子供の自己肯定感が下がる言葉は使わない。