教育動向

【会社員・就活生】いつまで続く!?日本人のTOEIC信仰

よく「TOEIC900点です!」とか聞くと、「おお、この人は英語ができるんだな!」と思ってしまう人がいますよね。

TOEICの点数が高い=英語ができる、と勘違いしてしまう。これはなぜなのでしょうか?

日本ではあまりにもTOEICが神格化しているので、勘違いしたビジネスマン達が子供にTOEICを押し付けてしまわないようにしてほしいな~と思います。

日本ではなんでTOEICが有名?

よく使われているTOEICという単語は、TOEIC L&Rの略です。

TOEICには主に2種類あるのをご存知ですか?

一つはTOEIC L&R(リスニング&リーディング)、もう一つはTOEIC S&W(スピーキング&ライティング)です。

TOEIC L&R…リスニング45分とリーディング75分のマークシートの試験。

TOEIC S&W…スピーキング20分、ライティング60分の試験。会場に行ってパソコンを使って音声を録音、文章をタイピングする。

日本でよく就職活動、転職活動で使われているのはTOEIC L&Rの方ですが、なぜ大学生や社会人がTOEIC L&Rに固執しているのでしょうか?

おそらく、受験勉強が原因ではないかと思います。センター試験は、リスニングとリーディングのマークシートですよね。TOEIC L&Rと同じ形式です。

センター試験の勉強をしてきた日本人が多いから、TOEIC L&Rの勉強をしやすい人が多い

今までの英語教育、受験勉強がほぼリスニングとリーディングで構成されていたので、リスニングとリーディングだけで英語力を評価してしまう世代が、今の役職世代なのです。

実は私も、TOEIC L&Rが好きです(笑)

今まで受験勉強でやってきた勉強方法で点が取れますし、なんかゲーム感覚で楽しいです。

正直、今まで義務教育で英語で話したり、英作文をする経験が無かったので、リスニングとリーディングのマークシートが楽なんですよね。

なので「話す」と「書く」を試す試験は何となく今まで敬遠されてきたのです。

TOEIC主義はいつまで続くのか

TOEIC800~900点代の人でも英会話スクールに来る人はいます。

「読む」「聞く」が出来ても、自分の感情や意見を「話す」情報などを的確に「書く」ことは出来ない人が多いからです。

まだ英検の方が4技能評価になるので、英語力が的確にわかると思います。英検は3級以上になると英作文と英語の面接がありますからね。

今の大人の世代はしばらくTOEIC L&Rで通用すると思いますが、今の子供たちの時代になったらもうTOEIC L&Rだけでは通用しなくなるでしょう。

学習指導要領も受験も「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能に重点を置くようになるからです。

学校の授業は4技能を高める内容に変わり、受験も4技能を評価するようになる。そうしたら、就活も4技能を求めるようになるのが当たり前ですよね。

仕事でメールや文書を「読む」ことができ、会議で英語を「聞く」ことができても、メールの返信を「書く」ことや会議で自分の意見を「話す」ことが求められます。

2020年から英語教育は大きく変わっていく予定ですが、文科省の決めた通りに上手く進むかはまだわかりません。最初の数年はトラブルが出てくるでしょう。

今までほぼ「読む」「聞く」だけだった英語の授業、受験勉強が、いきなり「2020年から4技能評価に変えるで^^」っとなったところで、そんなにすぐ対応できないのが目に見えています。

おそらく10~20年後は、TOEIC L&Rだけではなく、4技能が測れる検定試験が就活に使われるようになっていきます。TOEIC L&Rに合わせてTOEIC S&W、英検などが評価されるでしょう。

今までは「英検なんて子供が取るものだろう」という認識でしたが、最近は英検やTOEIC S&Wで評価する企業も増えました。TOEIC L&Rの勉強はできても英語を話せなければ意味が無いですからね。

まとめ

もちろん、TOEIC L&Rの点数が高い人は英語ができる人が多いです。しかし、「読む」「聞く」だけできても「話す」「書く」ができない人もいます。

教育動向が変わったら、就活や転職活動で有利になる検定も変わるということは覚えておきましょう。